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介護保険

介護保険とは

介護保険は、一定の介護状態になったときに、介護一時金や介護年金を受け取れる保険です。介護保険は保険の中でも新しい分野の商品で、まだまだ各社の商品の保障内容や支払条件にばらつきがあります。

各社の商品の違いを理解するためには、以下のポイントについて確認するとよいでしょう。

介護保険の保障内容の確認ポイント

○介護状態になった場合にもらえるのは、介護一時金か介護年金か?
○介護一時金や介護年金が支払われる条件はどうなっているか?
○保険期間は終身か定期か?
○解約返戻金があるかないか?
介護保険は、超高齢化社会の到来に備えて重要な保険ですが、そのメリットとデメリットを十分理解して加入するようにしましょう。

介護保険のメリット・デメリット

メリット
○公的介護保険にプラスして保障を受けられるので十分な介護が受けられる
○まとまった介護一時金があれば介護施設の入居初期費用にあてられる
○介護年金は、定期的な介護サービスの利用料にあてられる
デメリット
○商品によっては支払条件が厳しく、なかなか保障が受けられない
○支払う保険料の割に保障額が十分高いとはいえない

介護保険の活用法

将来介護が必要な状態になったときに必要となる介護サービスの費用や介護施設の入居費用に備える保険です。社会保険としての公的介護保険がありますが、介護にかかる家族の負担やひとり暮らしで介護をしてくれる人がいない場合を考えると、やはり介護には多くのお金がかかってくることになります。そのようなときに備えて加入しておくとよい保険です。

今後さらに高齢化が進み、社会保険の保障が縮小する可能性があるなか、いっそう重要性が増してくる保険といえます。

介護について真剣に考え始めるのは、どうしても40代~50代以降ということになりますが、そこからの加入では保険料負担が重くなってしまうという実態があります。将来に備えて、できるだけ若いうちに入った方が保険料も安くすみます。

介護保険活用のポイント

○介護状態になったときに、十分な介護サービスを受けるために加入する
○なかなか実感できないかもしれないが、できるだけ若いうちに加入する

介護保険加入のポイント

介護保険は、商品によって保障内容が大きく異なります。自分が介護状態になったときに、世話をしてくれる人がだれなのか? どういった施設に入りたいかなども考えた上で、以下のことに注意して加入しましょう。

加入のポイント

○保障は、介護一時金と介護年金のどちらがよいかを考える(年金なら何年間ももらえるとよいか?)
○保険期間は、できれば定期よりも終身がよい
○どのような介護状態になったら支給されるのかを確認する
○保険料の負担額が保障内容に見合ったものかをよく検討する
介護保険に加入する際に特に気をつけるべきポイントは、支払条件です。
商品によっては、保険会社独自の厳しい基準で、保障が受けられるケースが非常に限定されているものもあります。また、公的介護保険に連動している場合でも、要介護2から支給されるのと要介護4から支給されるのでは全く有用性が違ってきます。いざというときに役に立つ保険に加入するためには、多くの保険会社の商品に精通したプロの保険相談員に相談したほうがよいでしょう。
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