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持病がある人の保険

持病がある人の保険とは

生命保険や医療保険は、持病がある人や最近まで病気だった人は加入できない場合がありますが、持病がある人の保険は、保険に入れる条件を一般の保険よりもゆるくして入りやすくした保険です。条件がゆるい分、保険料は割高になります。

この持病がある人の保険には、加入条件によって大きく2つのタイプがあります。

持病がある人の保険の2つのタイプ

保険のタイプ 概要
引受基準緩和型
(限定告知型)
3項目程度の告知に関する質問に回答し、その質問の状態に該当しなければ入れる保険です。
無選択型 健康に関する告知なしで、原則、だれでも入れる保険です。
持病がある人の保険の保険種類としては、医療保険と生命保険がありますが、医療保険は各社から多くの商品が販売されている一方で、生命保険は商品数が少ない傾向にあります。

持病がある人の保険は、病気があっても入りやすい反面、不利な条件もありますので、そのメリットとデメリットをよく理解して加入する必要があります。

持病がある人の保険のメリット・デメリット

メリット
○病気があっても保険に入りやすい
○持病の悪化についても保障される(引受基準緩和型の医療保険)
デメリット
○保険料が割高
○保障に一定の条件がある
○持病については一定期間保障されない(無選択型の医療保険)

持病がある人の保険の活用法

持病があって一般の医療保険に入れない場合で、将来病気やけがにより入院したり手術したりしたときの医療費を軽減するために入る保険です。ただし保険料は一般の医療保険より割高になりますので、まずは一般の医療保険に入れるかどうか、複数の保険会社に確認してみて、入れない場合に活用するとよいでしょう。

持病があっても入れる生命保険については、取り扱いのある保険会社も少なく、保険料が高い割に保障額も少ないため、少額であってもどうしても死亡保険金が必要というケースに加入を検討する保険となります。


持病がある人の保険活用のポイント

○一般の保険に入れない場合に加入する
○持病の悪化にそなえて医療保険に加入する
○生命保険はどうしても必要な場合に検討する

持病がある人の保険の活用法

持病があっても入りやすい保険には、保障や保険料についての条件面に加入者にとって有利とはいえない部分があります。その点を踏まえて保険加入の是非や保険商品の比較をしていきましょう。そのためには以下のポイントに注意するとよいでしょう。

加入のポイント

○本当に一般の医療保険に入れないのか?
  保険会社によっては入れたり、条件付きで入れる場合があります
○入りやすい保険は、引受基準緩和型から検討し、次に無選択型を検討する
○保険料分を貯蓄する場合と比較して、保険の方がメリットがあるのかを
  シミュレーションする(特に無選択型の場合)
基本的には、条件付きであっても一般の保険の方が有利なケースが多いので、持病がある人の保険は、一般の保険に入れない場合の商品と考えましょう。一般の保険に入れない場合でも、誰でも入れるという広告をみて安易に無選択型に入るのではなく、必ず引受基準緩和型から加入を検討してください。
保険に入れる条件は保険会社や商品によって異なります。したがって、持病がある場合は、多くの保険を検討する必要があります。たくさんの保険を扱っている保険ショップやプロの保険相談員に相談するのがおすすめです。
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