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なぜ生命保険が必要か?
もし家族の大黒柱を失ったら・・・
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例えば、小学生くらいの子供がいる家族について考えみます。もし、一家の家計を支えているお父さんが亡くなったとしたら、この家族はどうなるでしょうか?
たちまち残された家族の生活は苦しくなります。子供も塾や習い事にはいけなくなるかもしれません。もちろん公的年金からの遺族年金がありますが、それだけで暮らしていくことは難しいのが現状です。また、お母さんが働くことになるとしても、やはり子育てをしながらの労働には限界があります。
残された家族 | 年金支給額 |
---|---|
配偶者と子供一人 | 995,200円 |
配偶者と子供二人 | 1,217,600円 |
上記表のように、遺族基礎年金がもらえるケースであっても、その金額は十分とはいえません。また会社員や公務員の場合は、遺族基礎年金に加えて遺族厚生年金が支給されます。その額は、亡くなられた方の生前の給与額によって違いますが、一般的には数十万円くらいということになります。遺族厚生年金が加算されたとしても、やはり年金だけで生活できる額ではなく、このままでは、将来、子供が大学や専門学校などへ進学していくことも経済的な面で難しくなるかもしれません。
そんなリスクに備えるために生命保険がある
一家を支える父親の立場としては、万一、自分が死亡した場合でも、残された家族には最低限必要な生活を送ってほしいですし、子供には十分な教育を受けさせてあげたいのではないでしょうか?
このように生命保険は、誰かが死亡した場合でも残された家族の生活を守るためにあるのです。
そこで、そのようなリスク対策として役に立つのが生命保険です。
上記の例でも、父親がその後の妻子の生活を支えてあげられる額の保険に入っていたとしたら、亡くなった後も安心です。このように生命保険は、誰かが死亡した場合でも残された家族の生活を守るためにあるのです。
それでは、独身であれば生命保険は必要ないのでしょうか?
もちろん大きな金額の保険は必要ありません。しかし、万一の場合に、自分のお葬式費用を残せるくらいはあった方がよいでしょう。また、親や兄弟などに仕送りをして彼らの生活を支えているというケースもあるでしょう。その場合は彼らの生活を守るための生命保険が必要となります。
反対に、独身で特に誰も扶養していないのに何千万円という額の生命保険に入っていたとしたら、それは過剰な保障ということになります。すぐに保険を見直した方がよいので、信頼できるプロの保険相談員に相談してみてください。
万一の場合に必要となる主な保障
○独身で扶養家族のいない方
⇒ お葬式などの死後の整理費用の保障
○家族の生活を支えている方
⇒ 家族の生活の保障、子供の教育費の保障、死後の整理費用の保障
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